この冊子は、脳科学的にみた「紙の」本や絵本の有益な効果を子ども目線で紹介しています。どのような「いいこと」があるか、子どもにも分かりやすく解説することで、子どもが絵本に興味を持ち、自発的に絵本に触れる機会を作り、子どもの健やかな成長に繋げていけたらと願っております。
また、「紙離れ」が続く中、紙媒体の本の売り上げは、2006年から現在に至るまでに半数ほどとなっています。
一方、児童書は毎月新刊が出るのも関わらず、横ばいの状況が続いているのが現状です。
少子化の続く現在、この冊子がきっかけで、一人でも多くの人が絵本の魅力に気が付き、本に携わる方々の活動の手助けになれば幸いです。